
川口市西川口駅の森田眼科です。
当院には川口市(西川口駅)を中心に、蕨市(蕨駅)・戸田市・南鳩ヶ谷などからも患者さんが来院されます。
院長の小田典子医師は、開院25年以上にわたり地域医療に従事する眼科専門医で、川口市の学校医も務めています。副院長の森田修医師(医学博士・眼科専門医)は、一般眼科から白内障・緑内障・硝子体手術まで幅広く担当し、2024年には年間886件の手術(白内障629件/緑内障266件/硝子体103件)を執刀し、現在も大学病院外来医長を務めています。
最近、診察室でこのようなご相談が増えています。
- 対向車のライトがまぶしくて見えない
- 夕方になると急に見えにくくなる
- 新聞の文字が薄く見える
- 夜間の運転が怖くなった
このような「見え方の質の変化」は、初期の白内障でよくみられる症状です。
今回は、川口市エリアで相談の多い “まぶしさ・見えにくさ” の原因と、眼科での検査・治療について専門医が解説します。
川口市で多い「まぶしさ・見えにくさ」の相談
川口市や蕨市・戸田市は交通量が多く、お車を運転される方が多い地域です。そのため、単なる視力低下だけでなく、「生活の中での見えにくさ(Quality of Vision)」を訴えて受診される方が増えています。
視力検査だけでは分からない目の不調
「視力は良いのに見えづらい」という矛盾も、白内障の初期によく起こります。
- 夜間の運転が怖い:LEDの街灯や対向車のヘッドライトが乱反射して、視界が白く飛んでしまう。
- グレア・ハロー現象:夜間の街灯や対向車のライトがギラギラと光り、周りに輪がかかって見える。
- 夕暮れ時の視力低下:昼間は見えるのに、薄暗くなると急に輪郭がぼやける。
- コントラスト感度の低下:白いお皿の上の白いご飯が見えにくい、階段の段差が分かりにくい。
特に50代〜60代の現役世代の方から、「仕事でパソコン画面がまぶしくて辛い」「雨の日の運転でヒヤッとした」というご相談が多く寄せられています。これらは疲れ目や老眼と誤解されがちですが、放置すると事故や転倒のリスクにつながります。
白内障の種類と検査について
なぜ「まぶしい」のか(原因の解説)
白内障は水晶体が濁る病気ですが、濁る場所によって症状が異なります。

- 皮質白内障(ひしつはくないしょう):水晶体の「外側」から濁るタイプ。濁りが光を散乱させるため、強い「まぶしさ(羞明)」を感じやすくなります。
- 核白内障(かくはくないしょう):水晶体の「中心(核)」が硬くなるタイプ。「夕方に暗く感じる」「色がくすんで見える」といった症状が出やすく、近視が進むこともあります。
- 後嚢下白内障(こうのうかはくないしょう):水晶体の後ろ側が濁るため、読書やスマホなど細かい文字が見えにくく、明るい昼間や室内照明の下で急にまぶしく感じ、見えにくくなるのが特徴です。
- 前嚢下白内障(ぜんのうかはくないしょう):水晶体の前側がゆっくり濁るタイプで、初期は自覚症状が少ないことが多いですが、進行するとかすみやぼやけが出てきます。外傷や目の炎症、アトピーが関係することもあります。
森田眼科で行う精密検査
森田眼科では、以下の検査を行い原因を正確に診断します。
- 細隙灯顕微鏡検査(水晶体の濁りを確認)
- 視力・屈折検査
- 眼底検査/OCT(緑内障や網膜疾患が隠れていないか確認)
白内障の初期症状は、緑内障・網膜疾患・ドライアイと似ることがあるため、鑑別が非常に重要です。当院は網膜硝子体手術にも対応しているため、白内障以外の病気が見つかった場合でも院内で完結可能です。
白内障手術のタイミングと「日帰り手術」

初期であれば点眼薬で進行を遅らせることもありますが、濁りを取るには手術が必要です。
手術のタイミングは「視力が下がったら」だけではありません。「症状が生活に影響し始めたら」手術を検討します。
手術を検討すべき5つのチェックリスト
手術の適応時期を決める上で大切にしていることは「不必要な手術は決して勧めず、患者様にとってベストなタイミングをご提案する」ことです。当院では必要のない手術は勧めませんし、多少点眼内レンズを強く推奨することもありません。患者さんの視点に立って手術適応やレンズ選びを考えます。
以下の項目に1つでも当てはまる場合、手術によって生活の質が改善する可能性があります。
□夜間の運転が怖くなった
□曇りや雨の日の視界が不安
□眩しさで仕事や家事に支障が出ている
□趣味(読書・裁縫・ゴルフ)が楽しめない
□眼鏡をかけても0.7未満(免許更新が不安)
川口市で選ばれる当院の「日帰り白内障手術」
川口市の森田眼科では、患者様のライフスタイルに合わせた日帰り白内障手術を行っています。「痛みが不安」という方も多いですが、手術は点眼麻酔で行い、痛みはほとんどありません。手術時間も10分程度です。また、眼内レンズの選定にも力を入れています。
- 単焦点レンズ:費用を抑えたい、ピントを合わせたい距離がはっきりしている方、目の病気のある方
- 多焦点レンズ(遠近両用):眼鏡の使用頻度を減らしたい方
- 乱視矯正レンズ:元々の乱視も一緒に治したい方
森田眼科が川口市・蕨市で選ばれる理由
1. 手術実績
副院長は2024年は629件の白内障手術を執刀しており、初初期の白内障から難症例まで対応可能です。白内障手術時のトラブル処理などで必要となることもある網膜硝子体手術も年間100件以上の執刀をしています。
2. 大学病院でも採用されている検査機器
・手術用顕微鏡、白内障手術機器、硝子体手術機器
・眼内レンズ計測機器
・眼底検査機器(OCT)
川口市の森田眼科では網膜硝子体手術にも対応しているため、不測の事態にも迅速に対応できます。他院では後嚢破嚢が生じてしまった場合は大きな病院で緊急手術が必要となることもありますが、当院であれば対応可能です。「西川口駅から徒歩4分」の森田眼科で、難症例の白内障手術も完結でき、「日帰り手術が地域で完結する」安心を提供できるようにスタッフ一同サポートしていきます。
3. 専門医による一貫担当
「手術を勧められたけど迷っている」という場合でも、当院では無理に手術を強要することはありません。患者様の生活背景を理解したスタッフや専門医が、しっかりと相談に乗ります。また、手術をする医師と外来の担当医が異なることもなく、一貫して診察まで行います。
森田眼科(川口市西川口駅)へのアクセス
JR京浜東北線「西川口駅」東口より徒歩4分です。
蕨市(蕨駅)・戸田市・南鳩ヶ谷からも通院しやすい立地です。駐車場も完備しておりますので、見えにくさを感じる方は、ご家族の送迎等で安全にご来院ください
詳しくはこちら:https://morita-ganka.com/access/#anc02
まとめ
「視力は悪くないから」と我慢しているその「まぶしさ」は、白内障のサインかもしれません。
適切な時期に治療を行うことで、霧が晴れたようなクリアな視界を取り戻すことができます。
森田眼科では、川口市の地域医療に25年以上貢献してきた院長と、大学病院の眼科専門医(医学博士)である副院長が一貫して担当して、あなたの「見え方の質」を守るために全力を尽くします。まずはお気軽にご相談ください。
【ご予約はこちら】
▼白内障手術やレンズについてはこちら:白内障手術ページへ
▼緑内障・硝子体手術について:緑内障手術ページへ・硝子体手術ページへ