
川口市西川口駅の森田眼科です。
当院には川口市を中心に、蕨市・戸田市・南鳩ヶ谷エリアから一般眼科のご相談(ドライアイ・眼精疲労)も多く寄せられています。
院長の小田典子医師は長年地域医療にたずさわっている眼科専門医で地域の学校医も務めています。副院長の森田医師(医学博士・眼科専門医)は、一般眼科診療から白内障・緑内障・硝子体手術まで幅広く担当し、2024年は合計で年間886件の手術を行いました。
今回は、在宅ワークやスマホ利用とも深く関係する「ドライアイ」について、市販薬のリスクや隠れた病気の可能性を含めて、地域のかかりつけ医として分かりやすく解説します。
川口市で相談が増えている「ドライアイ」
近年、当院を受診される患者さんの中で増えているのが、「市販の目薬をさしているのに良くならない」というケースです。川口市や蕨市・戸田市エリアは都内へ通勤する方や在宅ワークをされる方が多く、パソコン・スマートフォンによる目の酷使が深刻化しています。
ドライアイが増える具体的な背景
- まばたきの減少:モニターを凝視する作業では、まばたき回数が40%以上減り、涙が蒸発します。
- エアコンによる乾燥:オフィスや自宅の空調が涙を奪います。
- コンタクトレンズの負担:長時間の装用が目の表面(角膜)を傷つけます。
- 花粉・アレルギーで涙の質が低下
【注意】市販薬で悪化するケースも
「スーッとするクール系の目薬」や「充血を取る目薬」は、一時的にスッキリしますが、使いすぎるとかえって角膜を荒らしたり、ドライアイを慢性化させたりすることがあります。自己判断で点眼を続ける前に、一度眼科でのチェックをおすすめします。
こんな症状はドライアイの可能性
- 夕方になると見えにくい
- 目がショボショボする
- 涙が出ているのに乾く
- コンタクトが痛い
放置すると、角膜の傷・細菌感染・視力低下につながるため注意が必要です。
ドライアイの原因・検査・治療
ドライアイの原因:量と質、どちらが悪いのか?
ドライアイには大きく2種類あります:
- 涙の量が足りないタイプ(加齢・ストレス・疾患)
- 涙の質が悪く蒸発しやすいタイプ(マイボーム腺の詰まり)
川口市の患者さんでは、VDT作業(PC・スマホ)による質の低下が特に目立ちます。
森田眼科で行うドライアイの検査
当院では、顕微鏡で目の表面の傷を見るだけでなく、以下の専門的な検査を行います。

- 細隙灯顕微鏡:ドライアイの重症度や角膜の傷を確認します
- BUT検査:涙が乾くまでの「時間(質)」を測る検査です。
- 鑑別診断:ドライアイだと思っていたら、実は「アレルギー」による異物感や「白内障」による見えにくさだった、というケースもあります。そのため、見え方の変化がある場合は、白内障・緑内障などを含めた総合的なチェックが大切です。
・白内障について:https://morita-ganka.com/cataract/
・緑内障について:https://morita-ganka.com/glaucoma/
ドライアイの治療選択肢
ドラッグストアにはない、眼科専門医による治療です。
1. 点眼治療(保湿・ムチン増加・角膜修復)
水分を補うだけでなく、保湿の成分(ムチン)を増やして「乾かない目」を作るレバミピドや涙の質を高めるジクアホソルナトリウムなどの点眼薬も組み合わせます。また、海外では目の表面の炎症を抑える治療もよくされています。森田眼科ではこれらの治療を眼の状態に合わせて適切に選択します。
2. マイボーム腺ケア(温罨法・まばたき指導)
蒸発亢進型ドライアイに有効です。目を温める温罨法が有効とされています。
3. 涙点プラグ治療
目頭にある涙の排水口(涙点)に小さな栓をして、自分の涙を目に溜める治療です。重症の方に効果的です。
4. 生活アドバイスの個別提案
- 1時間ごとの画面休憩
- デスク周りの加湿
- コンタクト装用時間の調整
ドライアイ診療における森田眼科の強み
「たかがドライアイ」と放置すると、角膜感染症のリスクが高まるだけでなく、視力の低下を招きます。
1. 一般眼科も「眼科専門医」が担当
院長の小田典子医師は川口市や蕨市の地域医療に25年以上も携わっており、地域の学校医も務めています。また、副院長の森田修医師(医学博士)は年間886件(2024年)の手術を担当し、現在も大学病院の外来医長を務めています。地域の眼科クリニックとして相談しやすさもあり、専門的な治療に対しても一貫して対応するため安心して通院していただけると考えています。日常のちょっとした相談でも、日替わりのアルバイトの医師が診察するようなことはありません。
2. ドライアイの裏に隠れた疾患も見逃さない
「かすむ」「疲れる」という症状は、ドライアイだけでなく緑内障(年間手術266件)や白内障(年間手術629件)の初期症状でもあります。当院では大学病院でも採用されている検査機器(OCTなど)を導入しているため、ドライアイの検査と同時に、これらの病気が隠れていないかをしっかりチェックできます。
3. 川口市で完結するワンストップ医療
もし検査で別の病気が見つかっても、当院でそのまま治療へ移行可能です。いくつもの病院を回る必要がなく、住み慣れた地域で高度な医療を受けられます。もちろん、患者さんのご希望や状態によっては他の施設への紹介も責任をもって対応します。
アクセス(川口市西川口駅・蕨駅)
JR京浜東北線「西川口駅」西口より徒歩4分です。蕨駅からも電車で1駅で、戸田市・南鳩ヶ谷からも来院しやすい立地です。駐車場・駐輪場も完備していますので、お車や自転車でも安心してご来院ください。
【アクセスについての詳細はこちら:https://morita-ganka.com/access/#anc02】
まとめ
「目がショボショボする」「夕方になると見えにくい」「光がまぶしい」
これらは目のSOSサインです。市販薬で誤魔化さず、原因に合った正しい治療をすることが、快適な視界を取り戻す近道です。
森田眼科では、丁寧な検査と説明を心がけています。まずは目の状態をチェックするだけで安心につながります。お気軽にご相談ください。Web予約・LINE予約・お電話からすぐに受診いただけます。
[受診の予約はこちら]
Web予約:https://moritaganka.reserve.ne.jp/sp/index.php?
LINE予約:https://lin.ee/YXhZOdr
電話予約:048-259-0555
【アクセスについての詳細はこちら:https://morita-ganka.com/access/#anc02】
以下のページも詳しく解説しています。
白内障手術について:https://morita-ganka.com/cataract-surgery/
緑内障手術について:https://morita-ganka.com/glaucoma-surgery/
硝子体手術について:https://morita-ganka.com/vitreous-retina/