2023.04.10症状から探す

眼科専門医 森田修

目がかゆい、かゆみ・原因や病気についてお悩みの方は、西川口の森田眼科までお気軽にご相談ください。

目のかゆみとは

目のかゆみは、まぶたや結膜についた外的要因によるアレルギー反応や、刺激によって症状が現れます。原因は、アレルギー・細菌・ウイルスなど様々です。

目のかゆみの代表的な病気である花粉症は、アレルギー反応によるものが原因に当てはまります。その他にも、目の乾燥(ドライアイ)やコンタクトレンズの誤った使用といったものが原因として考えられます。

目のかゆみでお困りの際は、お気軽に西川口駅の森田眼科にご相談ください。

目のかゆみの原因

結膜炎

結膜とは、まぶたの裏側と白目の表面を覆っている薄い膜を指します。この結膜が何らかの原因によって、炎症を起こして目が赤く充血したりすることを結膜炎といいます。

アレルギーや感染が原因であったりします。

感染によるものには細菌性とウイルス性があります。ウイルス性結膜炎の代表的な物としてはやり目(流行性結膜炎)があります。

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花粉症(アレルギー性結膜炎)

目のかゆみの代表的な病気である花粉症は、アレルギー性結膜炎に該当します。

身体には体内に入ってきた異物(花粉)に対するアレルギー反応により炎症が引き起こされることで、かゆみの症状が現れます。

花粉の他にも、ダニやカビ、ホコリといったハウスダストやペットの毛などが原因となることがあります。花粉など季節によるものを季節性、ハウスダストのように一年中症状が続くものを通年性と言います。

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春季カタル

花粉やハウスダストが原因であるアレルギー結膜炎が重症化したものが春季カタルです。

目のかゆみを非常に強く感じ、目脂や充血、涙が出るといった症状を伴うことがあります。

目に傷ができるせいで、まぶしく感じたり、まぶたの裏にぶつぶつができることで異物感を訴えたりすることがあります。春季カタルは1年中発症する病気で、特に春や秋に悪化しやすいです。

コンタクトレンズの誤った使用

コンタクトレンズの使用期間を守らない、汚れの付着したコンタクトレンズを装着するなどにより、汚れが抗原となりアレルギー反応が起きることがあります。場合によっては感染を起こすこともあり注意が必要です。

コンタクトレンズは清潔に保ち、正しく装着することが大切です。 

目の乾燥(ドライアイ)

涙の分泌の減少や、蒸発の亢進により、目が乾燥してかゆみを生じることがあります。

パソコンやスマートフォンを見続けたり、エアコンの効いた部屋で長時間過ごしたりすることも目が乾燥しやすくなる要因です。

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ものもらい(麦粒腫)

ものもらいでは、まぶたの分泌腺が感染して赤く腫れ上がります。ものもらいができてしまうと、まぶたの腫れや痛み、かゆみといった症状が現れます。

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目がかゆみの対処法

アレルゲンを避ける

花粉などによるアレルギーが原因であれば、これを避けることが予防になります。症状のある時期に外へ出かけるときは、マスクや帽子、眼鏡やゴーグルなどをすると良いです。

ハウスダストが原因であれば、こまめに部屋を掃除して埃やダニなどを除去します。

布団はこまめに天日干しをすることで、ダニの繁殖を防いでホコリを除去します。

目を清潔に保つ

細菌やウイルスから目を守りましょう。目を手で触らない、擦らない、手を洗うが基本になります。身近に感染性の結膜炎の方がいる場合には、生活用品を分けるようにしましょう。

目の乾燥を防ぐ

目の乾燥が原因であれば生活環境を見直すことで対処ができることもあります。

例えばパソコンやスマートフォンの画面を集中して見ているときには、まばたきの回数が減り、目が乾燥しやすい状態になります。点眼を使用したり、適宜目を休めたりするようにしましょう。エアコンの効いた部屋で過ごす場合は、加湿器を設置して適度な湿度を保つことも大切です。

コンタクトレンズを正しく使いましょう

決められた使用時間と期間を守る、レンズを清潔に保つことを心がけましょう。

目のかゆみがある場合には、ぜひ森田眼科に相談にいらしてください。

日常生活に支障が出るほど強い症状であったり、原因が思い当たらない場合には他の病気の可能性もあるため、早めにご相談ください。