2023.05.11疾患から探す
性別・年齢を問わず、さまざまな方がドライアイで悩んでいます。ドライアイでお悩みの方は西川口の森田眼科までご相談ください。
ドライアイとは
体質ではなくドライアイは病気です。
目の表面の涙や粘膜に異常が起きて凸凹（デコボコ）になることにより、乾きや痛み、ゴロゴロ感、見えにくさなど、様々な症状が現れます。涙の量が少ないことやその質が低いことで目を潤すことができずに乾燥してしまうことで目の乾きや不快感が症状として起こります。目の乾きを感じる以外にも、疲れ目、目の中の異物感、物がかすんで見える、羞明（まぶしく感じる）などの症状がみられるようになります。
失明などに繋がるようなものではありませんが、日常生活に大きく影響します。現在、日本でドライアイに悩まれている方は、2000万人以上いるとも言われていますので、国民病といっても過言ではありません。ぜひ、ご相談ください。
ドライアイの原因
ドライアイは目の涙に関係して発病します。涙には目を守る役割がありますが、何らかの原因でこの涙の量が不足したり、質がわるくなったりすることでドライアイを引き起こします。
発症の原因については、さまざまありますが、まず長時間のPCやモニターを見続ける作業、スマートフォンやテレビゲームによる目の酷使が挙げられます。いずれも画面を見続けることになるのでまばたきの回数が減ることで非常に目が乾燥しやすくなるのです。
ほかにも乾燥しやすい部屋（エアコンが効いている）や季節（主に冬）といった環境下にある、長時間のコンタクトレンズの使用、ストレスや過労、睡眠不足によって自律神経が乱れている場合も目を乾燥しやすくさせるので注意が必要です。
ドライアイの治療
ドライアイはいくつかのタイプに分かれており、それに応じて適切な点眼を組み合わせて処方します。また、ドライアイにより眼の表面に傷ができていると見えにくさや感染の原因になることもあり、眼科に受診されることが推奨されます。
目がゴロゴロする、充血する、目が疲れている感じが取れない、目に不快感が続く、かすんで見えるなどの状態が続く方はなるべく早めに眼科医に相談をしましょう。
当院では、ドライアイの診察・治療としては下記の対応を行います。
当院のドラアイ治療の基本
症状に合わせた点眼を処方します。点眼によって効果が異なりますので、その方の症状や涙の状態にあった点眼を使用していただきます。
症状の改善が見られない場合
点眼の種類や使用回数を変更して患者様にあったベストな点眼を探します。
それでも改善しない場合
点眼やサプリメント、生活指導で改善しない場合は、涙を排出している涙点プラグを挿入することで涙が鼻に流れないようにして、涙を目の表面に溜まるようにする治療があります。森田眼科ではこの涙点プラグ挿入術にも対応しております。
代表的な点眼の種類と効果
①ジクアス点眼液：水分量Up / ムチン（粘液）の質Up / 油分の量Up
②ヒアルロン酸ナトリウム点眼液：保湿 / 角膜の傷を治す
③ムコスタ点眼液：角膜の表面を整える / 水分保持Up
④フルメトロン（ステロイド）点眼液：炎症を抑える
⑤アジマイシン（抗菌薬）点眼液：マイボーム腺炎（油分の排出口の炎症や感染）の治療
ドライアイでお悩みの方、日常生活で支障が続いている方は、まずは当院にご相談ください。