川口市西川口駅の森田眼科です。
当院には川口市を中心に、蕨市(蕨駅)・戸田市・南鳩ヶ谷から一般眼科のご相談(ものもらい:まぶたの腫れ・痛み・しこり)が多く寄せられています。
院長の小田典子医師は長年地域医療にたずさわっている眼科専門医で地域の学校医も務めています。副院長の森田修医師(医学博士・眼科専門医)は一般眼科から白内障・緑内障・硝子体手術まで幅広く担当し、2024年は合計886件の手術を行いました。
今回は「ものもらい(麦粒腫・霰粒腫)」について、地域のかかりつけ眼科として分かりやすく解説します。

眼科専門医によるものもらい(麦粒腫・霰粒腫)の診察・検査の様子(川口市)
顕微鏡で状態を確認し、原因に合わせた治療をご提案します。

【内容のまとめ】

ものもらいは、痛みが強い「麦粒腫」と、しこりが残りやすい「霰粒腫」があり治療が異なります。川口市・西川口駅の森田眼科では専門医が状態を鑑別し、点眼・軟膏から必要に応じた処置まで一貫対応。市販薬で改善しない場合は早めにご相談ください。

【目次】

川口市で多いものもらい(症状)の相談

地域で増加している背景(季節・環境・年代)

川口市や蕨市・戸田市エリアでは、通勤・通学の方が多く、

  • コンタクトレンズの長時間使用(装用環境や衛生状態)
  • マスク生活による目元の蒸れ・こすれ
  • 疲れ・ストレスによる体調変化
    などが重なり、「急にまぶたが腫れた」「痛くて目が開けにくい」といった相談が増えています。小学生からご高齢の方まで、年齢を問わず起こる身近なトラブルです。
    【目の疲れについてはこちら:https://morita-ganka.com/symptoms/427/

症状の特徴(麦粒腫/霰粒腫)

ものもらいは大きく2タイプに分かれます。

  • 麦粒腫(ばくりゅうしゅ):細菌感染が主因。まぶたが赤く腫れ、ズキズキした痛みが出やすい。
  • 霰粒腫(さんりゅうしゅ):まぶたの脂の出口(マイボーム腺)が詰まり、コロコロしたしこりが残りやすい。痛みは軽いこともあります。

似て見えても治療方針が異なるため、自己判断で長引かせないことが重要です。

市販薬で悪化しやすいケース

「とりあえず市販の目薬で様子を見る」で長引く背景には、

  • 必要な薬が違う(抗菌が必要なケースなど)
  • 不潔な手で触れて炎症が拡大する
  • 実は別の病気(まぶたの炎症・腫瘍など)が紛れている
    といった要因があります。特に繰り返す・同じ場所にできる・片側だけ治らない場合は、早めに眼科で確認が必要です。

放置するリスク

放置すると、腫れが強くなったり、霰粒腫が慢性化してしこりが残ったりして、処置が必要になることがあります。跡が残る前に受診することが、結果的に最短ルートです。

ものもらいの原因・検査・治療

疾患の説明をする小田医師。川口市の森田眼科では一般眼科診療も丁寧におこないます。
川口市の森田眼科では一般眼科診療も丁寧に行います。

最も多い原因

多くは、まぶたの縁にある腺や毛穴のトラブルがきっかけです。

  • 細菌が入り込む(麦粒腫)
  • 脂が詰まって固まる(霰粒腫)
    コンタクトやアイメイク、目をこする癖、乾燥なども影響します。

必要な検査(顕微鏡観察など)

当院では、細隙灯顕微鏡でまぶたの状態を拡大して観察し、感染か詰まりか、処置が必要かを判断します。必要に応じて周囲の炎症の広がりも確認します。

治療の選択肢(点眼・処置・生活アドバイス)

  • 点眼・眼軟膏:状態に応じて炎症や感染を抑える治療を行います。
  • 内服:腫れが強い場合に併用することがあります。
  • 処置(切開など):膿がたまって痛みが強い、しこりが長く残る、視界の邪魔になる場合などに検討します。

【重要】温める?冷やす?正しいセルフケア

  • 患者さんから最も多い質問ですが、状態によって逆効果になり得ます。
  • 霰粒腫(しこりが主体):温めることで詰まりが改善しやすい場合があります。
  • 麦粒腫(赤く腫れて痛い急性期):温めると炎症が強まることがあり注意が必要です。
  • 共通して大切なのは、
  • まぶたを清潔に保つ
  • コンタクト・アイメイクは控える
  • 触らない/押し出さない
    ことです。迷う場合は自己判断せず受診してください。

すぐ眼科を受診すべき症状

  • 腫れが急速に広がる/強い痛み
  • 発熱や顔面の腫れを伴う
  • 視力低下、強い充血、目の奥の痛み
  • 何度も繰り返す/同じ部位に再発する
    このような場合は、早めの受診が安全です。

川口市の森田眼科の強み

川口市でものもらい(麦粒腫・霰粒腫)を相談できる森田眼科(西川口駅)
西川口駅徒歩4分。ものもらいなど一般眼科のご相談に対応しています
  • 一般眼科も眼科専門医が担当し、状態を正確に鑑別します。
  • 大学病院レベルの検査機器(眼圧測定・OCT等)を備え、必要時に見逃しを防ぎます。
  • 炎症が強いケースや、背景に別の病気が疑われる場合も、適切に評価し治療へつなげます。
  • 万が一、検査で白内障・緑内障・網膜硝子体疾患が見つかった場合も、当院でワンストップで専門治療へ移行できる体制があります(2024年手術実績886件)。

【医師紹介はこちら:https://morita-ganka.com/guide/#anc01

【副院長 森田医師の実績:https://morita-ganka.com/blog/1111/

【当院の設備:https://morita-ganka.com/guide/#anc04

森田眼科(川口市西川口駅)へのアクセス

西川口駅西口から徒歩4分です。
蕨市・戸田市・南鳩ヶ谷からも来院が多く、駐車場・駐輪場完備で通いやすい眼科です。バリアフリー設計で、ベビーカーや車椅子の方も安心してご来院いただけます。
【アクセスについての詳細はこちら:https://morita-ganka.com/access/#anc02】

参考:乗換なしでアクセスできる主な駅から西川口の所要時間

  • 蕨駅(京浜東北線)約3分
  • 川口駅(京浜東北線)約3分
  • 東浦和駅(京浜東北線)約10分
  • 南鳩ヶ谷駅(バス)約11分
  • 戸田駅(バス)約17分
  • 戸田公園駅(バス)約17分

まとめ

ものもらいは早期に適切な治療を行えば、点眼や生活調整で改善することが多い一方、放置するとしこりが残ったり処置が必要になったりします。
「市販薬で治らない」「痛みや腫れが強い」「繰り返す」など不安がある方は、早めに眼科で原因を確認することが大切です。
川口市周辺でまぶたのトラブルにお困りの方は、地域のかかりつけ眼科として森田眼科へお気軽にご相談ください。

ご予約はこちら】


【以下のページも詳しく解説しています】

ものもらいについて:https://morita-ganka.com/disease/458/
白内障手術について:https://morita-ganka.com/cataract-surgery/
緑内障手術について:https://morita-ganka.com/glaucoma-surgery/
硝子体手術について:https://morita-ganka.com/vitreous-retina/