眼科専門医 森田 修
川口市の西川口駅から徒歩4分の森田眼科では「日帰り白内障手術」に対応しています。
白内障は、痛みなどの症状がないために気が付いた時には症状が進んでいることも少なくありません。目がかすむ、光がまぶしく感じる、視力が低下してきて物が見えにくい、ものの輪郭が二重三重に重なってみえるなどの症状にお悩みの方は白内障かもしれません。早めに診療にいらしてください。
患者様のお身体に負担の少ない診療を目指しております。
白内障手術について
白内障の症状が進行して、日常生活や仕事に支障をきたす場合には、白内障手術が必要になります。白内障手術とは、濁った水晶体を取り除き、人工の眼内レンズを代わりに挿入する手術です。
近年では医療技術の進歩もあり、日帰りで安全に手術が行えるようになりました。
白内障の症状など、白内障についてもっと詳しくお知りになりたい方は、白内障をお読みください。
森田眼科の白内障手術の特長
Features1.西川口で日帰り白内障手術を実施しています
当院では患者様の症状に適切であり安心していただける白内障手術を心がけております。
日帰り手術は、入院の必要がないことで日常生活や費用面等の患者様へのご負担を軽減して、白内障手術を受けていただくことが可能です。
白内障手術は、大学病院で経験を積んだ眼科専門医が執刀します。
また、少しでも眼の負担も軽減するために通常は3カ所の切開にて行う手術を当院では2カ所のみで行います。
Features2.診療から手術、術後のフォロー、経過観察までサポート
当院では、患者様にご安心いただけるよう診療→手術→術後フォロー→経過観察まで、当院医師とスタッフが一丸となりサポートいたします!
「患者様との信頼関係を大切にお互いの心が通う医療を」、「信頼できる眼のパートナーでありたい」、森田眼科の目指すクリニック像になります。
白内障手術においてもその理念に則り、手術前の白内障の状態や患者様のライフスタイルを考慮して手術を実施いたします。
Features3.白内障手術の万全のフォロー体制を目指す
~「眼」の手術を出来る限り不安なく受けていただくために~
“五感の一つを担う目”の手術とするとなると、怖く、不安に感じると思います。
当院では、リラックスをして手術を受けていただけるよう、患者様の眼と心身の状態に合わせた治療を行います。
不安を最小限にして手術を受けていただくために、当院では下記を実施しております。
- 手術の内容や注意点は当院作成のDVDで何度でも確認できます。
- 手術後に執刀医によるお電話のフォローをいたします。
些細な疑問でも気になることがございましたら遠慮なく当院医師・スタッフにご相談ください。
Features4.白内障手術の機器へのこだわり
白内障手術機器は大学病院で使用されている最先端の機器を導入しております。
2023年現在、世界最小クラスと言われている切開創(2.4mm)からの手術を行えます。また、当院では網膜硝子体手術の設備も整っており、万が一の際にもその場で迅速に対応できるよう備えております。
術中の合併症(後嚢破損や水晶体核落下など)はかなり稀ですが、万が一の備えが有るか否かでは大きな違いがあると考えております。
十分な設備を整えられていない場合、緊急で大きな病院に搬送するのでは時には生涯にわたって見え方が悪くなることもあります。
手術中の合併症など不測の事態にも、しっかりと対応できるように大学病院でも多く採用されている硝子体手術にまで対応できる機械で手術に臨んでおります。
Features5.患者様に適した眼内レンズをご用意
白内障手術の際には、水晶体の代わりとなる眼内レンズを挿入します。
この眼内レンズもタイプによっては、「近くにピントがあうレンズ」「遠くにピントがあうレンズ」「遠近どちらにもピントがあうレンズ」と見え方に違いがあり、患者様とご相談のうえ、挿入するレンズを選択します。
当院では、患者様のライフスタイルにあった適切なレンズをお選びいただけるよう眼内レンズをご用意しております。
森田眼科の白内障手術への想い
森田眼科副院長・執刀医 森田 修
眼の手術となると、不安に感じる方も多いのではないでしょうか?
手術をせずに治るのであれば、それに越したことはありません。
しかし、白内障手術は誰にでも経験する時が来ます。
手術を受ける患者様の不安を可能な限り無くした状態で受けていただけるよう、環境面も含めて、創意工夫をしております。また、手術にまつわる手術機器や眼内レンズについても当院で白内障手術を受けていただく患者様にベストな医療を届けるべく、選定を行っております。
当院に相談してよかったと思っていただけるようにスタッフ一同精進してまいります。
もし、目の異変を感じられている方や白内障手術を受けようか悩まれている方は、まずは一度当院までお気軽にご相談ください。
白内障手術までの流れ
Step1.ご来院
「視力が落ちたように感じる、見えづらい」「視界がかすむ」「光がまぶしく感じる」等の症状は、白内障が原因かもしれません。
目に異変を感じる際には、当院までお越しください。
Step2.診療
検査により眼の状態を確認したうえで、医師による診察を受けます。
「白内障が原因」かつ、「日常生活や仕事に支障をきたす」場合は、見え方の改善のために白内障手術が必要になります。
このような場合には、医師が症状の程度を判断したうえで白内障手術に関するご案内をさせていただきます。
医師とご相談のうえ、手術をするかどうかを患者様自身にご判断いただきます。
Step3.術前検査
手術の実施が決まった患者様には、手術前に定期的に通院いただき、手術に必要な検査を受けていただきます。
手術の際に挿入する眼内レンズについての検査もこの時に実施して、眼内レンズを決定します。
Step4.手術説明
手術の約2週間前を目安に手術の説明を行います。手術当日の流れや持ち物について、手術前後の注意点、手術のリスク、眼内レンズについての確認等々、詳細について丁寧に説明いたします。
大事な説明になりますため、可能な限りご家族同伴をお願いしております。こちらの内容は手術前・後にいつでも当院作成のDVDで動画にて確認できます。
Step5.手術日
当日はリラックスしてお越しください。
白内障手術:実際の流れ
手術中は点眼薬による麻酔を行います。術中痛みを感じることはほとんどないためご安心ください。
手術時間(手術室への入室~退室まで)は20分程度です。術後に少しお休みいただいた後、お帰りいただきます。
術後フォローについて
手術後は、経過や感染症のリスクを確認するために定期的に通院いただきます。
患者様の手術後の状態を確認するためにも必ず検診・診療にお越しください。
Step1.手術翌日
検査、診察(散瞳検査)、術後の注意点の確認を行います
Step2.手術2~3日後
検査、診察を行います
Step3.手術1週間後
検査、診察(散瞳検査)を行います
Step4.手術2週間後
検査、診察を行います
Step5.手術1ヶ月後以降
2~4週間毎に検査、診察を行います
Step6.手術3ヶ月後以降の定期通院
3ヶ月毎に術後1年後までフォローいたします
Step7.手術1年後以降
定期通院(半年~1年毎)を行います
白内障手術費用(保険診療の場合)
保険適応 | 料金 |
---|---|
1割負担の方 | 約15,000円 |
2割負担の方 | 約30,000円 |
3割負担の方 | 約50,000円 |
※ 費用は片眼・手術費用のみの表記になりますのでご了承ください。
※ 眼の状態によっては費用が変動することがございます。
※ その他、保護メガネや点眼、薬品代が5,000~10,000円程度かかります。
※ 生命保険や民間の医療保険に別途加入されている方は給付金を受け取れる場合がございますので、詳しくは保険会社の窓口にお問い合わせください。
※ 高額医療費の還付によって手術費の一部が戻ってくる場合があります。各市区町村の窓口にお問い合わせください。
※ 多焦点レンズの場合は、レンズ代が追加で発生いたします。
白内障手術前・術後の注意点
手術を受けるご本人の方のためにも、医師からの指示に従い手術に臨んでください。
白内障手術前の注意点
- 医師の指示に基づいて、正しく点眼を行う
- 手術前日もしくは当日に入浴、洗髪を行う
- 手術当日に洗顔を行う
(術後1週間までの洗顔は、感染症の防止のために控えていただきます) - 十分な睡眠をとる
白内障手術後の注意点
- 医師の指示に基づいて、正しく点眼を行う
- 目を押さえない、こすらない
- 洗顔、洗髪、お化粧は1週間控える
※ 首から下のシャワーについては手術翌日より許可しております
※ 術後3日目以降の洗髪は美容室や理容室でお顔に水がかからない状態で行うのであれば許可しております - アルコールやタバコは控える
- 力まない、思い物を持たない
- 車の運転は控える
眼内レンズについて
眼内レンズとは、白内障手術の際に濁った水晶体の代わりに挿入する人工のレンズです。
眼内レンズの安全性について患者様からご質問をいただくことが多いのですが、特殊な状況を除いて、挿入したレンズの取り換えが必要となることはありません。
当院の眼内レンズは国の機関において厳正な審査を通過した、安全性や耐久性が担保されたもののみを使用しております。
白内障手術の際に挿入する眼内レンズは、メガネやコンタクトレンズのように度数を設定することができるため、近視や遠視、乱視についてある程度矯正することも可能です。
但しご注意いただきたいのが、白内障手術をすると遠くも近くも眼鏡なしで全部クッキリ見える訳ではありません。選択いただくレンズによって、ピントの合う場所が異なるため、ご自身の生活スタイルに応じて、眼内レンズについても選択することが大切です。
眼内レンズの種類
眼内レンズは、大きく単焦点眼内レンズと多焦点眼内レンズの2種類に分かれます。
種類 | 特徴 | 向いている方 |
---|---|---|
単焦点眼内レンズ | ピントが合う距離が1つ ※ 手術前にピントがあう距離を決めて、ピントがあわない距離はメガネであわせる |
・日常生活の中で一定の距離を見て過ごすことが多い方 ・メガネを使用することに抵抗がない方 |
多焦点眼内レンズ | 2つ以上の距離にピントが合う | ・手術後はあまりメガネを使いたくない人 ・夜間運転をされない方 |
単焦点眼内レンズ
一つの距離にピントを合わせる眼内レンズです。
老眼になる前の目は、水晶体の厚みを変えることで遠くから近くまでピントを合わせることができます。しかし、加齢とともにピントを合わせる能力が衰えてきて、徐々に一定の距離にしかピントが合わなくなっていきます。
単焦点眼内レンズは、老眼になる前の水晶体のように厚みを変えることでピント合わせることができません。ですので、白内障手術で濁った水晶体を取り除き、単焦点眼内レンズを挿入した場合には一定の距離にしかピントが合わなくなります。
患者様とご相談のうえ、日常生活でよく見る距離に眼内レンズのピントを合わせ、他方はメガネをかけることでピントを合わせるようにするのが一般的です。
例)メガネなしで遠くを見たい場合には、遠くにピントを合わせた眼内レンズを選択して手術を行います。近く(手元など)を見るときには、近くにピントを合わせるメガネを作成して、補うようにします。
白内障手術前に医師やスタッフと相談して、ピントを合わせる距離(眼内レンズの度数)を決定して、手術を行います。
多焦点眼内レンズ
多焦点眼内レンズとは、2つ以上の距離にピントが合うレンズになります。
遠方と近方の2つの距離にピントが合うレンズや、加えて中間距離を含めた3つの距離にピントが合うレンズまでレンズによって様々になります。料金は保険診療+レンズ代金となります(片眼で25~35万円程度)。
多焦点眼内レンズの弱点
- 全体的にコントラスト感度が低下する
濃淡が甘くなり、僅かながらはっきりしない特性があります。 - ハロー/グレアという現象が生じる
夜間に街灯や対向車のライトの周りに光の輪ができて見えます。 - すべての距離にピントが合うわけではない
完全にメガネ無しで生活できるわけではありません。また、ある年齢を超えると単焦点眼内レンズを挿入した場合と満足度が変わらないだけでなく、多焦点眼内レンズの見え方に適応できずに見え方においてデメリットになることがあります。
多焦点眼内レンズの向かない方
- コントラストを重視する方(特定の細かい作業を多くする方)
- 夜間運転をされる方
- 心配性/神経質な方、70歳以上の方