川口市で白内障手術を検討中の方へ。
白内障手術で使用する眼内レンズには、単焦点・多焦点・乱視矯正用(トーリック)などの種類があり、生活スタイルや見え方の希望によって最適な選択は大きく異なります。本記事では、眼科専門医が後悔しない眼内レンズの選び方を分かりやすく解説します。

川口市西川口駅の森田眼科です。
当院には川口市を中心に、蕨市(蕨駅)・戸田市・南鳩ヶ谷などから、白内障手術のご相談で多くの患者さんが来院されています。

副院長の森田修医師(眼科専門医・医学博士)は、2024年に合計886件(白内障629件、緑内障266件、硝子体手術103件)の手術を執刀しました。豊富な手術経験をもとに、医学的な適性と患者さんの生活背景の両面から、最適なレンズ選びをご提案しています。

本記事では、白内障手術の相談で特に質問の多い「眼内レンズの選び方(単焦点・多焦点・乱視矯正レンズ)」について、専門医の立場から丁寧に解説していきます。

【目次】

川口市で多い「白内障手術・レンズ選び」の相談

川口市・蕨市・戸田市エリアでも、50〜70代の白内障手術の相談が増えています。

手術そのものへの恐怖よりも、次のような「見え方の質」に関するご質問を多くいただきます。

  • 「どのレンズを選べば後悔しませんか?」
  • 「多焦点レンズは自分に向いていますか?」
  • 「運転やPC作業が多いのですが、どれが適していますか?」

白内障手術は、濁った水晶体を取り除き、代わりに人工の眼内レンズ(IOL)を入れる手術です。
同じ「白内障手術」でも、どのレンズを選ぶかで、術後の生活の快適さが大きく変わります。

生活スタイル(運転・仕事・読書・趣味)によって最適なレンズは異なるため、
川口市エリアでも、手術前の「レンズ選び」と「医師との相談」が非常に重要になっています。

眼内レンズの種類|単焦点・多焦点・乱視矯正

単焦点・多焦点・トーリック眼内レンズの違いを示す比較図|川口市の森田眼科
単焦点と多焦点レンズの違いを示したイメージ図

単焦点レンズ(保険適用)

もっとも一般的で、白内障手術の標準なレンズです。

特徴
一般的には「遠く」か「近く」のどちらか一方にピントを合わせます。

メリット
見え方の質(コントラスト)が高く、夜間の運転などでも比較的クリアに見えます。費用は保険適用です。

注意点
ピントを合わせた距離以外を見るときは、眼鏡(老眼鏡や近視用眼鏡)が必要になります。

多焦点レンズ(先進的な機能を希望する方向け)

特徴
「遠く+近く」、または「遠・中・近」など、複数の距離にピントが合うように設計されています。

メリット
眼鏡を使う頻度を減らせる可能性があることが最大の利点です。

注意点

多焦点眼内レンズの見え方のデメリット説明図|川口市西川駅の森田眼科
多焦点眼内レンズのデメリット


夜間に光がにじんで見えたり(ハロー)、まぶしく感じたり(グレア)することがあります。また、目の状態によっては適応とならない場合があります。

近年、川口市周辺では
「現役でお仕事をされている方」
「ゴルフ・手芸・旅行など趣味も楽しみたい方」
を中心に、多焦点レンズへの関心が高まっています。

乱視矯正レンズ(トーリック)

もともと乱視が強い方のためのレンズです。

  • 単焦点・多焦点のどちらにも「トーリックタイプ」が存在します。
  • 手術と同時に乱視を矯正することで、術後の見え方が安定しやすくなり、裸眼での生活がより快適になる場合があります。

※どのレンズが使えるかは、角膜の乱視量や眼の状態によって変わりますので、検査結果をもとに判断します。

自分に合うレンズの選び方

白内障手術の満足度は 「どのレンズを選ぶか」 で大きく変わります。

「高いレンズ=良いレンズ」ではなく、「あなたの生活に合っているかどうか」が何より大切です。生活スタイル・職業・見え方の好みを総合的に判断してレンズを選定します。

以下は、医師が普段患者さんにお伝えしている“適性の目安”です。

眼内レンズの選択について説明する図表|西川口駅の森田眼科

多焦点レンズが向いている方

  • 眼鏡をできるだけ使いたくない
  • 遠くの運転も、近くの書類作業やスマホもバランスよく見たい
  • 見え方のシャープさ(コントラスト)より「生活の利便性」を重視したい
  • 夜間の運転が少ない

単焦点レンズが向いている方

  • 夜間の運転が多い(ハロー・グレアが気になる可能性があるため)
  • 写真やデザインなど、色彩やコントラスト・鮮明さを重視する仕事や趣味がある
  • 多焦点レンズの性能を発揮しにくい角膜形状・乱視量がある
  • シンプルでクリアな見え方を希望する

生活シーン別の選び方例

  • PC作業が多い方
    デスクワークで見やすい「中近型」や「焦点深度拡張型」の多焦点レンズが候補になることがあります。
  • 細かい手作業(裁縫・模型・手芸など)
    手元(30〜40cm)の見え方を重視したレンズ設定を検討します。
  • ゴルフ・運転がメインの方
    遠方がクリアに見えることを優先したレンズ選びが基本です。

最終的には、
術前検査(眼軸長、角膜形状、乱視量など)のデータ+患者さんへのヒアリング

に基づき、専門医が医学的な適性を総合判断します。

川口市森田眼科での手術の流れ

1.術前検査

 視力、角膜形状解析、眼軸長測定、乱視量の評価、眼底検査などを行い、目の状態を精密に把握します。

2.レンズ相談

 検査結果とご希望を照らし合わせ、単焦点・多焦点・トーリックなどから最適なレンズ候補をご提案します。

3.日帰り白内障手術

 手術時間は片目約10分前後が目安です。麻酔を使用するため、痛みは少ないことが多いです。

4.術後ケア

 多くの方は術後早期から視力の回復を実感されますが、見え方が安定するまで定期的な診察が必要です。

JR京浜東北線「西川口駅」東口徒歩4分のため、蕨市・戸田市・南鳩ヶ谷からも通院しやすい環境です。森田眼科では、大学病院レベルの機器を備え、手術は 森田修医師(眼科専門医・医学博士・順天堂大学浦安病院外来医長) が一貫して担当します。

森田眼科(川口市・西川口駅)の強み

白内障手術の眼内レンズ選びについて専門医が説明する場面|森田眼科(西川口駅)
生活スタイルや検査結果に合わせて、専門医が最適な眼内レンズをご提案します。

当院は「地域密着 × 専門医の一貫診療体制」を軸に、質の高い眼科医療の提供を目指しています。

  • 豊富な手術実績
    副院長の森田医師は、2024年に合計900件弱の手術を執刀しています。白内障手術のみではなく、緑内障手術や硝子体手術も行っております。
    多くの症例経験をもとに、一人ひとりに合ったレンズ選びと手術計画を提案します。
  • 大学病院レベルの設備
    高性能な手術顕微鏡や白内障手術装置、徹底した滅菌環境など、大学病院レベルの手術環境を整えています。
  • 専門医による一貫担当
    術前のカウンセリングから執刀、術後フォローまで、森田修医師(眼科専門医・医学博士)が一貫して担当します。「診察のたびに医師が変わる」という不安を軽減できる体制です。
  • 地域で完結する安心感
    遠方の大学病院まで行かなくても、住み慣れた川口市・西川口エリアで日帰り手術を受けられることが、患者さんの安心につながっています。

院長の小田典子医師は、小児眼科や近視抑制・オルソケラトロジーも担当し、開院25年以上にわたり地域医療に貢献してきました。

森田眼科へのアクセス

JR京浜東北線「西川口駅」東口より徒歩4分です。川口駅や蕨駅からも1駅(3分程度)です。

提携駐車場や駐輪場もあり、川口市・蕨市・戸田市・南鳩ヶ谷からも通院しやすい立地です。

【アクセス詳細】https://morita-ganka.com/access/#anc02

まとめ・予約方法

西川口駅徒歩4の森田眼科の内観|バリアフリーで車椅子でも受診可能です。
西川口駅徒歩4分で駐車場・駐輪場あり、院内はバリフリーです。

白内障手術で後悔しないためには、「レンズ選び」が最重要ポイントです。
生活スタイル・仕事・趣味・眼の状態によって、最適なレンズは一人ひとり異なります。

「単焦点がいいのか、多焦点がいいのか分からない」
「多焦点に興味はあるが、自分に合うか不安」

そんなときは、自己判断せず、専門医に相談していただくことをおすすめします。

川口市・蕨市・戸田市・南鳩ヶ谷からも多くのご相談をいただいています。
「最近、目がかすむ」「まぶしい」「夜の運転がしづらい」など、見え方に不安を感じた方は、森田眼科までお気軽にご相談ください。

【ご予約はこちら】

以下のページも詳しく解説しています。
白内障手術:https://morita-ganka.com/cataract-surgery/
緑内障手術:https://morita-ganka.com/glaucoma-surgery/
硝子体手術:https://morita-ganka.com/vitreous-retina/